パラトライアスロンとは

歴史と競技概要

パラトライアスロン競技は、もともとトライアスロン競技の中で、障害がある選手のカテゴリー(Athlete With Disability, AWAD)として実施され、1996年以降、毎年、世界選手権が開催されてきました。

2008年11月の国際トライアスロン連合(International Triathlon Union, ITU)の会議において、パラリンピックにおける正式競技としての実施をめざし、AWADカテゴリーのレースをパラトライアスロンと呼ぶことが決定し、パラリンピックでは2016年リオ大会から新たに正式競技として加わりました。

パラトライアスロンはオリンピックで実施されているスタンダード・ディスタンスの半分の距離であるスプリント・ディスタンス(スイム0.75キロ・バイク20キロ・ラン5キロ)の合計タイムで競い合いますが、スイムからバイク、バイクからランへと種目を転換する「トランジション」の時間もタイムに加算されるためトランジションはスイム、バイク、ランに次ぐ「第4の種目」と言われることがあります。

トップアスリートが出場するエリートレースと、一般の選手も参加できるエイジレースがあり、いずれのレースでも障がいの程度によりクラス分けがされ、そのクラスごとに競技を行い、順位を競います。

クラス分けについて

クラス 障がい ・状態 障がいの程度
PTEC PTWC1
PTWC2
車いすを使用する選手 重度
軽度
PTS2
PTS3
PTS4
PTS5
肢体不自由の立位の選手 重度

軽度
PTVI PTVI1
PTVI2
PTVI3
視覚障がいの選手 重度

軽度

各クラスの詳細、機材、競技規則等に関しては以下のガイドブック及びマニュアルを参照。

パラトライアスロンガイド(日本パラスポーツ協会)

JTUパラトライアスロンマニュアル(日本トライアスロン連合)

パラトライアスロン特有の競技サポート

SEA(スイムエグジットアシスタント):大会側が準備

スイムの競技区間を終了した選手を水から引き上げ、プレトランジションエリアへの移動をサポートする人で大会側が準備するスタッフとなります。下半身に障害がある選手に肩を貸したり、選手を抱えて移動用の車いすまで運んだりの補助を行います。

千葉県トライアスロン連合では毎年開催されるワールドトライスロンシリーズ横浜へのSEAスタッフの派遣や講習会などに参加してサポートスキルの向上に努めています。

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ハンドラー:競技者自身が準備(手配)

トランジションエリアで、ウェアや競技用具に関する支援(ウェットスーツの着脱やハンドサイクルへの乗降の支援)を行う人で競技者自身が自分で手配するサポートスタッフになります。(必須ではありません)

ガイド:競技者自身が準備(手配)

視覚障がいクラスで3つの種目すべてにおいて選手はガイドとともに競技を行います。ガイドは選手の目となりコース状況や位置を知らせ、安全に競技を進行するサポート役で、スイムでは選手の横を泳ぎ、バイクではタンデム(2人乗りの自転車)を使い、ガイドが前、選手が後ろに座ります。ランのときは選手とガイドはロープでつながってゴールを目指します。

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